クラシックカーにリースという選択肢はあり?旧車好きが知っておきたい“月額カーライフ”の新常識

「あの憧れのクラシックカーに乗ってみたいけど、いきなり200万、300万は厳しいな…」そんな想いを抱えている方、実は多いんじゃないでしょうか。整備の知識も心配だし、故障したときのことを考えると二の足を踏んでしまう。

そこで最近注目されているのが、リースという新しいアプローチです。「え、クラシックカーもリースできるの?」と驚く方もいらっしゃるでしょうが、実は意外な盲点があるんです。

今回は、40代以降の旧車好きなら誰もが一度は考える「購入かリースか」問題について、現実的な選択肢をお話しします。憧れはあるけど踏み切れずにいる方に、きっと新しい道筋が見えてくるはずです。

この記事のポイント
正真正銘のクラシックカーは基本的にリース不可。ただし現代のクラシック風モデルなら十分選択肢がある
月額6,600円〜で維持費込み。想像以上にハードルは低い
「所有する喜び」は薄れるが、気軽に旧車テイストを楽しめる現実的な入口

クラシックカーにリースという選択肢はあり?

  • クラシックカーはリースできる?3つの現実
  • こんな人は「クラシック風 × リース」が向いている
  • リースなら月額いくら?維持費も含めてシミュレーション

クラシックカーはリースできる?3つの現実

① 正真正銘のクラシックカーは基本リース不可

まずハッキリさせておきたいのは、本物のクラシックカー(20年以上前の車両)は、ほぼリース不可ということです。

私も最初は「S30Z」や「ハコスカ」をリースで…なんて夢を見たことがありますが、現実は甘くありませんでした。理由を整理すると:

  • 年式が古すぎて、現在の安全基準や排ガス規制をクリアできない
  • 部品調達が困難で、リース会社がメンテナンス責任を負えない
  • そもそも市場に安定供給される台数がない

つまり、憧れの「スカイラインGT-R」や「2000GT」を月額で…というのは、残念ながら現実的ではないんです。

② 「クラシック風」モデルならリース可能

ただし、ここからが本題です。クラシックカー”風”のデザインを持つ現代車なら、リース対象になります

実際に人気なのは:

  • スズキ ジムニー – あの無骨で角ばったデザインは、まさに80年代の香り
  • MINI – 現代的な快適性を保ちながら、オリジナルの可愛らしさを継承
  • フィアット500 – 丸目の愛らしさは、正統派イタリアンクラシック
  • 日産 ラシーン – 90年代レトロSUVとして密かに再評価されている名車

これらの車種なら、整備も現代車レベルで安心。なによりリースナブルのような月額サービスでも扱いがあるので、思っているより敷居は低いんです。

③ 旧車レンタカーという手段も

「やっぱり一度は本物に乗ってみたい」という方には、旧車専門のレンタカーという選択肢もあります。

私の知人も、結婚記念日に奥さんと「昔憧れたセリカ」をレンタルして、若かりし頃のドライブコースを巡ったそうです。1日数万円と決して安くはありませんが、「憧れを形にできる特別な体験」としては価値があります。

映画の撮影やイベント用途でも需要があり、意外とサービス自体は充実しているのが現状です。

こんな人は「クラシック風 × リース」が向いている

40代以降の旧車好きの中でも、特に以下のような方にはリースをおすすめします:

「雰囲気は味わいたいけど、リスクは避けたい」派

  • 本物の旧車には憧れるが、故障や整備に対する不安が大きい
  • 見た目の格好良さは欲しいが、現代の快適性も捨てがたい

「所有よりも体験重視」派

  • 車は「持つもの」ではなく「使うもの」と割り切っている
  • ライフスタイルの変化に合わせて、柔軟に乗り換えたい

「旧車への入口を探している」派

  • いずれは本格的なクラシックカーに挑戦したいが、まずは慣れたい
  • 家族の理解を得ながら、段階的に趣味を深めていきたい

こういった価値観をお持ちなら、リースは「所有のリスクなく旧車風デザインを楽しめる」理想的な選択肢になります。

リースなら月額いくら?維持費も含めてシミュレーション

リースナブルの月額料金例(6600円〜)

実際の費用感が気になる方も多いでしょう。リースナブルを例にとると、意外とリーズナブル(洒落ではありません)なんです:

  • ジムニー: 月額11,000円〜
  • フィアット500: 月額12,000円〜

この価格帯なら、「毎月の飲み会を1回減らせば乗れる」レベル。思っていたより現実的だと感じませんか?

今すぐリースナブルで料金をチェックする

維持費(車検・税金・メンテ)がコミコミでお得?

リースの最大のメリットは、維持費が月額に含まれている点です。

含まれるもの:

  • 自動車税
  • 車検・整備費用
  • 定期的なオイル交換や法定点検

私の友人で初めてクラシックカー(中古のAE86)を購入した方がいるのですが、「車検で30万飛んだ」「エアコンが壊れて15万」と、想定外の出費に頭を抱えていました。

その点リースなら、家計への突発的なダメージを避けられる安心感があります。特に家庭を持つ40代以降には、この予算管理のしやすさは大きなメリットです。

クラシックカーにおすすめの人気リースサービスを徹底比較

旧車の車両保険の加入条件エリートサラリーマン

  • 【比較表あり】クラシックカー好きに人気のカーリース2選
  • 注意点:リースでは満たされない“クラシックカー愛”
  • クラシックカーリースについてのまとめ

【比較表あり】クラシックカー好きに人気のカーリース2選

サービス名月額費用目安特徴対応エリア審査難易度
リースナブル6,600円〜維持費込み/クラシック風対応車豊富全国対応やや緩め
ニコノリ9,000円〜残価設定あり/法人利用にも対応全国対応中程度

どちらも全国対応で実績があるサービスです。まずは両社で見積もりを取って比較するのが賢明でしょう。

クラシックカーを「雰囲気から楽しみたい」「手間をかけずに乗りたい」という方には、カーリースという選択も十分アリです。

私も昔、「旧車を買うのは大変そう…」と感じていた時期に、クラシック風のデザインが選べるリースサービスを見つけて「これはいいな」と思った経験があります。

まずは2社で無料見積もりを取って比べてみると、金額・車種・サポート内容の違いが一目でわかりますよ。

注意点:リースでは満たされない”クラシックカー愛”

リースでは本物の旧車の魅力を100%は味わえない?

ただし、正直にお話しすると、リースでは味わえない魅力があることも事実です。

クラシックカーの真の楽しみは:

  • 自分の手でパーツを探し、交換する達成感
  • エンジンの癖を覚え、「相棒」として付き合う喜び
  • 年月を重ねるごとに深まる愛着と、所有している満足感

私の知人の旧車オーナーたちを見ていると、「この車は俺が育てた」という誇らしげな表情をしています。リースでは、こうした**「育てる楽しみ」**は味わいにくいのが現実です。

結局、どう選ぶ?

最終的には、あなたが何を一番大切にするかで決まります。

  • リスクを避けて気軽に楽しみたい → リース
  • 自分だけの一台を一生かけて育てたい → 購入

個人的には、クラシック風リースは**「旧車の世界への入口」**として非常に有効だと思います。まずはリースで雰囲気を味わい、本当にハマったら購入にステップアップ、というのも一つの賢い道筋です。

クラシックカーリースについてのまとめ

  • 本格的なクラシックカーのリースは現実的に困難。ただしクラシック風の現代車なら十分選択肢がある
  • 雰囲気重視で所有にこだわらない方、リスク回避したい方にはリースが最適
  • 月額6,600円〜で維持費込み。想像以上に手の届く価格帯
  • リースナブルニコノリなら全国対応。まずは両社で見積もり比較を
  • 「育てる喜び」はリースでは得られにくい。本格派には物足りない可能性も